
主線 … PILOT エラボー<SF> インク … PILOT 色彩雫「山栗」 着色 … ヴァンゴッホ色鉛筆 紙 … 旧コットマン水彩紙(はがきサイズ)
また1枚完成しました。 万年筆+色鉛筆だと、1時間くらいで1枚描きあがるので、手軽で気楽でよいです♪ (アクリルガッシュだと、はがきサイズで6時間かかることも。)
またまた着物が緑系になってしまいましたが、 「山栗」や「孔雀」の主線では、やっぱり緑を入れるとしっくりきます。
…ということで、青系の主線用に、もう1本万年筆が欲しくなってきました(爆)。
候補は、PILOT「カスタムヘリテイジ91」の「ツキヨ」か「ヤマブドウ」。 最初、PILOTのHPで見て、「平凡でダサい…この万年筆はいいや」と思っていたのですが、 実物見たら全然違って(!)、欲しい万年筆No.1の座に一気に躍り出ました…!
画像検索して出てくる綺麗な写真の方が、実物そのものだったのです。 写真が上手くてだまされたと思っていました…。
・Pen-houseさん: カスタムヘリテイジ91の販売ページ ・blog「細字万年筆にこだわる」さん カスタムヘリテイジ91のレビュー
シルバーの部分がマット調に見えるかメタリックかだけで、この印象の違い…。 PILOTさんは、今すぐカタログ写真を撮り直すべきです…!!!!!
という主張はさておいて、使いたいインクで迷い中。
PILOTの色彩雫の青系統は種類が豊富で、 誰にとってもどれかは好みに合うだろう、というラインナップです。
「月夜」は、あちこちの通販のレビュー数を見ると、ダントツ一番人気。 目上の方への挨拶状にも使える、落ち着いた濃い青です。 彩度は低めで、少し緑っぽいので、「孔雀」を濃紺にぐっと引っ張っていった感じ。 買い足すなら、もうちょっと違う青の方がよいかも??
個人的に一番気になるのは、「紫陽花」。 専門店で全色見本を見せていただいた時に、青の中で一番気に入ったのがこれでした。 ネット上の色見本では、青紫に見えてしまう場合もありますが、 ほんの少し紫がかった青、という印象です。 とても鮮やかで明るい色で、真っ白の一筆箋に文字を書くだけでも華やかでしょう。 でも、イラストの主線には、明るすぎるかも…?
となると、「深海」はとてもよい候補です。 彩度が低く、とてもおとなしいブルーグレー。 主線にはもってこい!! ただ、当然文字も書くわけで、その時のウキウキ感では、 圧倒的に「紫陽花」に軍配が上がります。
うう…、こういう「あっちならこれ、こっちならこれ」という選択肢は、 優柔不断で決められないのですよね…。 日によって、「よし、深海に決めた!」「やっぱり紫陽花にしよう、うん。」と、 気分がコロコロ変わります…!ああ困った!
決められないのなら、第三の選択肢を考えるのも一つの手。 明るくて濃い青の王道「朝顔」、 派手で文字の濃淡が美しい「紺碧」、 優しげで控えめな「露草」…、 「天色」もとても綺麗なのですが、明るすぎるので今回はパス。
「露草」は、案外いいかもしれません。 道端に咲いているまさにあの色なんですね。 ただ、「深海よりいい?」「紫陽花よりいい?」と思うと、また考えてしまう…。
こうして堂々巡りが続くのであります。嗚呼。
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