
去年、自サイトのお絵かきBBSで描いたものです。 タイトル、「シャクトリムシと戯れる男」。 そのまんまです(笑)。
以下、虫話ですので、苦手な方はご注意ください。
・・・。
リンク先のBLOGさんで、「イモムシ大好き」という文字を拝見し、 もともと虫好きの私、イモ熱に火がついております!
そうだ、なんでそもそもこの絵を描いたかって、 憧れの作家さんの展示会場で、虫話をしたのがきっかけでした。
アケビコノハ(蛾)をモチーフにした、美しい作品を描かれていたんですね。 なんでも幼虫が面白い形と模様をしていると聞きまして。
検索してみたら、黒をベースに蛍光っぽい青と黄色の、なんと芸術的模様!! このセンスには「負けた・・・」と思いました。 いつか、黒・青・黄しか使っていない絵がありましたら、 アケビコノハへの敬意と賛美だと解釈してください(笑)。
この幼虫、威嚇のためか、目玉模様を強調するポーズが特徴的で、 角度によってはムー○ンみたいで可愛いです♪ しかも、黒ベース以外に、緑、茶、ワインレッド、とバリエーションも。 本物見てみたいです。 気になります。
で、そういえば小さい頃、アゲハの幼虫を飼っていたことを思い出して、 画像検索してみたら、これがもう超超可愛いのなんの。 あのぷにぷに感、ちょっと間抜けな目玉模様、 頭でっかち尻すぼみのあのフォルム・・・! (頭に見せかけているだけで、実際の頭は小さいですが。) 緑色も綺麗だし、あの短い足にいちいち白い模様がついているのもたまりません。 いやもう、自然の造形って、異次元のレベルの高さです。
それで今年、アゲハを飼いたいと思いつつ、 みかん系の木は大きくなったら大変そうなので、 キアゲハを目当てに、プランタでニンジン育ててみました。
結果、キアゲハは来てくれず(何気に成体すら今年一度も見ていない・・・)、 代わりに、シャクトリムシ3匹の成長を見守ることとなりました。
シャクトリムシも、子供の頃に結構見ていまして、 体長1cmちょいのほっそい棒みたいなのが、 ひょこひょこ歩くのがユニークで可愛くて好きです♪
プランタのニンジンで最初見つけたのも、体長2cm弱で、 小さくてあら可愛い♪と思ったんですが、 最終的に6cm(!)まで成長しました。 調べてみたら、ヨモギエダシャクという種類のようで、 枝に擬態する、枝のような質感のはずなのに、 最後はアゲハ並みのぷにぷに体型に・・・。 いやー、こんなにでかくなるとは・・・。
でも、毎日見ていると面白かったです♪ 3匹違う時期に育ちましたが、どうも性格があるみたいで。 1匹目は、おとなしくて穏やかで、2匹目は、臆病ですぐ威嚇してきて、 3匹目は、アクロバットなおまぬけさん、という感じでした。
1匹目がいなくなってから数週間後、玄関のドアのそばに、 ヨモギエダシャク(大人)がとまっていました。 成体見たのは初めてで、ニンジンにいた子が無事に大人になったか・・・と、 ちょっと感傷的に。 でも、2匹目3匹目のシャクが来たあたり、ポピュラーな蛾のようですので、 全然別の個体かもです(笑)。
ということで、コメント欄にて虫語り絶賛受付中!
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