
万年筆の描き比べです♪ 画像をクリックすると、拡大サイズを表示します。
PILOTの細い順に、<EF>、<F>、<FM>、<M> LAMYサファリとペリカンの<F>、 最後にセーラーのプロギアスリム<B>です。
全て、万年筆の”裏”は使っていません。
PILOTは、ペンポイントの形状が他社と比べても丸っこくて、 <M>のような字幅でも、筆圧の加減で、強弱のある線が描けます。
セーラーのプロギアスリム<B>は、 ペンポイントが角ばっていて、箱みたいな形をしているので、 面が紙にビタッと合えば太字になりますし、 少し斜めにして角を当てるようにすると、線が細くなります。
海外の<F>では、ペリカンの方が強弱つけやすいです。 LAMYのサファリは、ずっと面で描いている感じ。
あと、なぜか不思議なんですが、PILOTでもヘリテイジ91<FM>だけは、 面で描いている感じがします。 ヘリテイジ91<FM>とサファリ<F>は、文字を書くときの方が心地よいです。
イラストを描くには、やはりデスクペン<EF>が最高に気持ちがいい! でも、ほっっそい線しか描けませんから、<F>や<M>と併用するのが理想かも。
さて、上記の7本は、どれも購入してから1年前後の新しいものばかりです。 長く使っていますと、持ち主の筆記角度に合わせてペンポイントが削れてきて、 書きやすい”面”が形成されてきます。
20年使っているデスクペン<EF>では、その面が完全に出来ていて、 どの万年筆にも勝る、大変に気持ちのよい書き味です♪
反面、丸っこいペンポイントが平らに削られたわけですから、 新品のものと比べて、字幅は当然太くなります。 比較画像がこちら。

デスクペンの方を少し大きめに描いてしまいましたが(汗)、 同じ紙に描いて、同じ解像度でスキャンしています。 使用歴1年未満のステラ90Sの<F>よりも、 20年愛用している<EF>の方が、明らかに太いです。
最初から面があるLAMYサファリなどは、 長く使っていても、そんなに線の幅は変わらなそうです。
PILOTのような丸っこいペンポイントの場合、 文字を書くには、この”面”が出来た方が当然気持ちがよいですが、 イラストを描く時には、新品の特性を活かすのもよいかもしれません♪
【追記】 ペンポイントのアップを撮ってみました♪ 写真があれば、一目瞭然ですね。

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