
ほぼB5サイズ、シリウス水彩紙に、 主線は、プラチナの「カーボンペン(プラチナカーボン)」、 着色は、エルバン「エメラルドチボー」です。

人物の肌や明るい部分以外は、全体的にうっすら金粉がついて、キラキラしています。 写真には、細かいところまで写りきらなくて残念…! 髪の毛や、脇の下の服のあたり、目の辺りも少し、キラキラしています。 金粉入りのインクは、それだけで楽しいですね!

今回初めて、プラチナカーボンを主線に使ってみました。 こういう絵の主線に使うには、
・水彩紙に描いて、線が滲まないか? ・たっぷりの水とインクで着色して、線が滲み出してこないか?
の2点をクリアしていないといけません。 この絵を目を凝らして見る限りは、全く問題ないです! 水彩に使えますね!プラチナカーボン!
ただし、ペン入れ中、インクが乾きづらかったので、 手でこすってしまわないようにだけ、注意が必要でした。 水含みのよい紙ですから、インクが深く入り込んでいるようで、 普通紙に書くより時よりも、乾くのにずっと時間がかかりました。
耐光性は、顔料インクでしかもカーボンですから、凄く強いはずです。 もし着色もアクリルガッシュにしたら、長く保存できますし、飾っても大丈夫そうですね。 (飾りたい人がいるかどうかは置いといて…!笑)
顔料インクといえば、万年筆用では、セーラーから「極黒」というインクも出ています。 絵に使うなら、私はプラチナカーボンの方がお勧めかな。 以前、水で濡らして擦った比較実験をしていますから、 また改めて記事にしようと思います。
【10月9日追記】 記事にしました。
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