銀座ギャラリーSTAGE-1様の、 「PREMIER STAGE展」に出展させていただいた作品です。
今回は、作品数とサイズが決まっておりまして、新作2作品の出展でした。


『てんびん座の少年』
星座シリーズのてんびん座です。
画像では分かりにくいですが、 これまでの星座シリーズが、A4弱の大きさだったのに対して、 てんびん座は、ほぼ倍に近いサイズです。 額縁も、外寸が50×40cm大の「大衣」という、初めての規格サイズになりました。
普段A4に描くような構図をそのまま大きく描いていますので、 いつものカーボンペンの主線が繊細に見え、 色塗りはより大胆にでき、意外と描き易かったのは発見でした。
人間の正義を計る女神の天秤、という神話から、 中立であることを、虹の七色の中央の色である緑で、 また、時には厳しい判断も下すこともあるだろうという想像から、 瞳は、強い色である赤にしました。 クリスマスカラーにもある通り、緑と赤はとても相性がよいので、 よいアクセントになったと思います。


『青の野望』
2点目は、ハガキくらいのサイズの作品です。 顔くらいしか入りませんから、むしろ全力で顔だけ描くことにして、 好きな表情を描くのにひたすら集中しました。 丁寧さよりも、勢いを大事にした感じですね。
シャープペンシルの線の、強弱がしっかりとついた生々しいタッチは、 個人的にはとても好きです。

会場では、こんな感じで展示されていました。
銀座ギャラリーSTAGE-1様、参加作家の皆様、 そしてご来場いただいた皆様、大変ありがとうございました!
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